フィリピンの選挙前は日本と全く違う!?
日本ではゴールデンウィークが明けて約1週間が経ちましたが、皆さん休みボケは抜けましたか?
もちろんフィリピンにはゴールデンウィークなんか無いので、先週1週間もきっちり授業がありました笑
その代わりと言ってはなんですが、フィリピンでは今日は祝日!
Election Day(選挙の日)と言う日で、文字通り選挙が行われます。
今日2018年5月14日は、3年に1度行われるバランガイ選挙の日です。
と言うことは、3年に1度このElection Day があるわけです。
では、フィリピンの選挙についてまとめて行きます!
今回のお品書き
ではどうぞ。
バランガイ選挙って何?
今日はバランガイ選挙が行われたのですが、そもそもバランガイって何?って思いますよね。
バランガイは、いわゆる町単位の地方自治体です。
そして、バランガイ選挙とは、それぞれのバランガイの議長と議員を決める選挙です。
日本でいうと、市議会議員選挙と市長選挙みたいなものです。
フィリピン全土で同じ日に選挙が行われるため、祝日になります。
選挙前はかなり元気!
2日前に用事で、少し田舎の方に行ったのですが、選挙前は町がすごい元気でした。
これは、その2日前の様子で、3本ある車道のうち2本がこのような人達でごった返していて、車は1本しか通れず、かなり渋滞していました。
僕が住んでいるのは、比較的都会で、かつのどかな場所なので、このような勢いのある様子は見られませんでしたが、途上国の勢いを目の当たりにしました。
また、車にその人が推薦する立候補者のポスターがデカデカと貼られていたり、明らかに洗濯物を干すであろう場所に同じくポスターが吊るされていたり…
日本では決して見られない光景を見られました。
さらに、フィリピンの投票率はかなり高く、70%を超えるそうです。
日本人も選挙に積極的な人が増えるといいですね。
お酒は禁止!?
これは選挙日の前日の夜のこと。
近くのコンビニに行くと、入り口に、今日と明日はお酒を販売しない!という張り紙が。
どういうことだ!?
と思い、調べてみると、フィリピンでは選挙の前日と当日の飲酒は法律で禁止されているそうです。
お酒の販売や購入はもちろん、お酒を飲んでいる所が見つかると捕まります。
ですが選挙権を持っていない外国人は飲んでも大丈夫みたいです。
飲酒禁止の理由としては、
- 二日酔いで正常な判断ができなくなるのを防ぐため
- 暴動を防ぐため
だそうです。
フィリピンの選挙に対する本気さがわかる法律ですね。